最近よくテレビなどで耳にする、よもぎパット。
とても安くてお買い求め易いという事からも人気があるようなのですが、やはり市販のよもぎパットを使用してデリケートゾーンをやけどしてしまったという方や、皮膚が炎症を起こしてしまったという方もちらほらいるみたいです。
よもぎパットと従来のよもぎ蒸しの決定的な違いは、なんといっても蒸気が出ないという点にあります。
パットの構造は基本的にはカイロと同じで、カイロで低温火傷を経験した事のある方なら、「デリケートゾーンにカイロを当てる」という事は、それなりに危険を伴う行為だというのがわかるのではないでしょうか。
もちろん、適切な環境で適切な使い方をしていれば、よもぎパットとしての効果は得られると思います。
しかし、黄土を使用して作られた陶器で、食品医薬安全庁の認可を受けている薬剤を蒸す事によって出てくる蒸気は、非常に自然に近いものです。
蒸気といえども、体内に取り入れるものでから、食べ物同様にオーガニックな成分だけを吸収するのが望ましいはずです。
その安さには理由がある
同様に、激安よもぎ蒸しセットを利用したよもぎ蒸しによるトラブルなども各所で聞こえています。
サロンなどのお店などが利用する分には、たとえ木製であろうと、定期的に座浴器のメンテナンスがされているためそういった事態にはならないのですが、個人でご購入され、製品の保管に関する知識などが不足していたために、一部でカビなどが繁殖し、それがよもぎ蒸し中に…
とまぁ、考えるのも恐ろしいような事態が発生する可能性が、ゼロとは言い切れません。
安かろう悪かろうで、安すぎる製品にはそれ相応の理由があります。
中国で粗悪品が製造され、日本へ流しているという業者も、残念ながら一部存在しています。
一口に中国製が悪いという気はありませんが、無形文化財に認定される技術というのは、付け焼き刃にできるものではありません。韓国の職人さんが何十年も修行を重ねて、「本物」と認定されてはじめて、製品をお客様の元へ届ける事ができるのです。
とりあえず試してみたいから安いものから、という考えは少し危険です。よもぎ蒸しを体験したいなら、まずは専門店へいって様々な種類のよもぎ蒸し座浴器を試してみる事をお勧めします。
全国よもぎ蒸し取り扱い店舗マップ
ご自宅で個人サロンをはじめたいとお考えの方は、こちらの「使い方・使用上の注意」ページも是非ご覧下さい^^