主婦だけど、時間があるし個人でサロンでもやってみようかしら?
定年退職して、老後は小さなお店でもやろうかな?
最近、個人でサロンを開いている方が増えてきているように思います。
いろいろなところから収入がほしいという思いもあるでしょう。
また、余暇ができたから、新しいことに挑戦したい!という方もいらっしゃるでしょう。
そういう方々にとって、個人サロンは初期費用もそれほどかかることもなく、
自分のペースでできるのでとてもマッチするスタイルのように思います。
仕事柄、いろいろな店舗でサロンのアドバイスをしておりますが、
そういった経験をもとに簡単ではありますが、個人サロンで大切なことを
簡単に紹介したいと思います。
1.集客
何と言っても、まずはお客さんが来てくれないと売り上げがたちません。
お客さんを呼ぶ方法は主に3種類あります。
①知人・友人
②チラシと看板
③インターネット(ブログやHPなど)
①に関しては、個人サロン開業を知らせれば、お客さんとして駆けつけてくる友人たちのことです。
友人の友人まで来たりして、結構集客の力があります。
②のチラシは近くが住宅地の場合に特に有効です。
ただ、最近はチラシ禁止のマンションも増えてきていますので、
チラシを配る範囲は減ってきているのが実情です。
意外と効果があるのが看板です。
お昼時、散歩やお買い物中の主婦が看板を目にしてサロンに入るというのはよくあることです。
看板を見て、お店のウリが良くわかる作りになっていれば、強い集客ツールとなります。
③については、個人サロンをされている方の中でブログなどしている方も多くいらっしゃると思います。
HPを作って本格的にサロンをしている方ももちろんいらっしゃいます。
インターネット集客では検索で上位に表示される事が大切だとよく言われます。
たしかに大切ですが、それ以上にブログの充実度が大切だと私は考えます。
ブログやHPの中に、自分のお店の魅力をわかりやすく詰め込んでいると
ブログを見るリピーターさんも増えていき、長い目で見るとよいお客さん
(ここでは長く通ってくれるお客さんのこと)を獲得しやすいように思います。
2.対応
集客を頑張ったかいもあって、お客さんがだんだんと来るようになりました。
お客さんが来た時の対応で、売り上げは驚くほど変わります。
1度のお客さんで終わってしまうのか、
何度も来るお客さんになっていくのか、
最初に来た時の対応の仕方で大半は決まります。
どのように対応すればいいんですか?とよく聞かれますが、
基本的な心構えとしては、
『お客様が気持ちよく過ごすためにはどうすればいいのか?』
を常に意識しておくことが大切です。
たとえば、はじめてのお客さんはそのエステがどのような効果があるのか
ほとんどわかっていないことが多いです。
ということで、『通っていくとだんだんとどのように良くなっていくのか
また、そのメカニズムはどうなっているのか』を分かりやすく説明しておくことが大切です。
そういうことをきちんと説明しておくと、お客さんはつぎに来れば
もっと良くなる!と思い、リピーターになる確率が増していきます。
3.カイゼン
『集客』『対応』もある程度うまくできるようになり、
ある程度の売り上げも安定的に出せるようになりました。
しかし、安定してきたからこのままやっていればいいやという意識でいると、
実は売り上げは徐々に下がっていくことが多いです。
人間は怠惰な生き物ですから、自然と怠けてしまうのがお客さんに見えてしまうんですね。
そうするとお客さんの中には、「最近、やる気なさそうだわ。ほかのお店にも行ってみようかしら」
と考える人もでてきて、時代にリピートする回数や頻度が減っていく傾向にあります。
これはお店を経営する方に共通していえることですが、
ちょっとした事でもいいので、
少しでも『カイゼン』しようという意識を持つことが大切です。
お客さんが来た時、あいさつをもう少し大きくいってみようかな?
お茶を出すタイミングはこっちの方がいいんじゃないかしら?
もっとこういう話をしたら、お客さんは喜んでくれるんじゃないかな?
本当にちょっとした事でもいいので、1つ1つ良くしていこうという意識はとても大切です。
そういう意識で半年もやっていると、お店の雰囲気は見違えるほど良くなっているものです。
『集客』『対応』『カイゼン』
この3つを意識していくことで、個人サロンはまず間違いなく良くなっていきます。
現在サロンをしている方、これからサロンを開こうと考えている方
そういう方々に少しでもお役に立てたなら幸いです ^ ^